テクニオン・イスラエル工科大学紹介
いやはや、みなさんお元気でしたか?
と、無差別にネット上のみなさんに質問を無責任に投げかける今日この頃にございますが、
拙者は
ばり忙しい。
気がついたら、やはり一ヶ月は更新していない。
てへっ
グサっ。
誰かに脇腹刺されたことはさておき、
そもそも今月はなぜこんなに忙しかったというと、
友人のMをイスラエル中引き回しの刑に処していたから。
このM、実は前の記事のTの幼馴染で、
★基本情報★
うちの大学はこちら:
https://www.technion.ac.il/en/technion-israel-institute-of-technology/
テクニオン・イスラエル工科大学
イスラエルにある工科大学で、アインシュタインとかも設立を手助けした学校。
アインシュタイン、テクニオンにて。
基本的に授業はヘブライ語。
しかし、10年ほど前からインターナショナル・スクールができて、
現在土木工学と機械工学の学士を英語で取得可能。
修士過程は化学、化学工学、物理、材料工学、航空力学、コンピューターサイエンス、電気工学、数学、MBAなど英語で取得可能。
(詳細はhttps://graduate.technion.ac.il/en/prospective-students/language_of_studies/)
僕は英語で土木工学の学士をここで取得して、
じゃ、ま、かったるいことはお預けにして、
うちの大学の良いとこを紹介していきましょう!
★良いとこ1:「安い!」★
学部生
単刀直入にいいやす!
うちの大学は
安い!
次の表を見てもらうと:
アメリカの出費は平均出費で
アメリカ留学の大学選び:留学費用から大学を探す | アメリカ留学の情報集め/留学先選びならアメリカ大学ランキング
から主に参考としました。
これだけでも、約2倍の違いがあることがわかりますね。
まず、アメリカ、またイギリスなどとかも同様、
レベルの高い大学は
あほたかい。
ハーバードとかは年500万円、学費だけで。
誰が払えんねん。
4年いってもーたら、2000万円。
諸費いれたら、2600万円。
家か!
お前は家か!
収入も貯蓄も何にもない学生にこれが払えるはずもない。
院
★良いとこ2:「ランキングが高い!」★
てか、そもそも、イスラエルなんか行ったら後先考えなさすぎやで!
だ〜れも、評価してくれへんで。。。
という方に。
世界大学学術ランキングを見ると:
http://www.shanghairanking.com/ja/ARWU2015.html
イスラエル工科大学が77であることがわかります。
名古屋大学と同じランキングの77位であり、なんとなく、
あ〜日本でいうこれくらいの大学と同じ感じで世界から見られているのだな〜
とわかります。
アメリカ国内42、43位のボストン大学、ブラウン大学ともランキングが近いことから、アメリカトップ50位圏内の大学の評価を受けていることがわかります。
日本ではうちの大学は知名度が低いですが、
アメリカの大学がテクニオン大学を見る時、ボストン、ブラウン、ライスを見ているような目で見ているわけです。
つまり、ここで好成績を残せたら、アメリカトップ10校レベルの大学院からお声がかかるというわけです。
★良いとこ3:「誰もいない!」★
ま、これは悪いとこでもあるのかもしれないですが、
イスラエルに工学勉強しにくる日本人なんてほぼいない!
という事実です。
受験生が一流大学に入りたいとかって思っているのはなぜでしょうか?
それは、1流大学の出の人が「少なく」、且つその「ニーズがある」ので、企業から雇われやすいからです。
あなたの周りにイスラエルの工科大学を出た人は何人いますか?
「少ない」と思います。
では、「ニーズはある」のか?
答えは「ある」
それが今後どれほど大きくなって行くのかわからないが、確かにあります。
学部で唯一の日本人だったので、日本の企業を案内したりする機会も多々ありました。
テルアビブなどで働いている日本人の方々は少なくありません。
ある意味、これからが面白い時ではないかなと感じております。
あとはやっぱり日本人としてここにいるから出会う人たち。
日本語を勉強する人たちや、イスラエル在住の面白い人たちと自然に繋がれる。
これはもう、能力とか必要されておらず、
ただ
そこにいるから
コネクション。
ワンピースでロビンちゃんが
しかし、日本人枠を独り占めということは、
はっきりいって
ばりきつい。
日本人が他にいない環境で、
僕は英語が話せたんで、日本語が話せないことはそんな苦ではなかったんですが、
やはり、家族がいない中、自分をある程度理解してくれる同郷の同士的存在がいなかったことはチャレンジでした。
でも、見方を変えたら、英語を練習するまたとない機会です。
アメリカの有名大学になら、日本人は絶対います。
英語がないと餓死するとかはないと思います。
こっちでは話さないと死にます!
よって、話せるようになる。
海外の人と話せる自信がない!
大丈夫、話さないといけないから。
もちろん現実はこんなに簡単じゃないです。
落ち込みます。
大学が修道院が立つくらい外界から隔離された場所にあるから、
一人ぼっちなときも多いです。
でも、そんな中だからこそ、人生の意味を考え直したり、
なぜ僕はここにいるのかという根本的質問に立ち返らせてもらえるんじゃないでしょうか。
本当に大事なものって、
本当に辛いとこを通らないといただけないもの。
ここでの5年間きつかったです。
でも、本当に来てよかった!
そういう人とはまた違った留学を僕はオススメします。
では、また!