遠くて近いーヘブライ語ー
こんにちは〜〜
友達からもらった辛ラーメン、
食べたら、思ってたより辛かったマサです。
みくびってた。。。
「ヘブライ語」
について書いちゃいます。
さあさあ、遠慮はいらないよ!
皆さん、ヘブライ語って聞いて何思います?
はい、そこのあなた!
ふむふむ、なになに。
ほ〜
「ミミズ文字」
あ〜〜〜そだねそだね〜〜〜
こんな感じの〜
أنفك جميل مثل جمل
残念ながらこれはアラビア語です。
ヘブライ語はアラビア語の親戚なので、似ているところも沢山あるので全く間違っているわけでもないです。
例えば右から左に書くこと。
これは古代文字の特徴であるといわれてます。
昔も今も右利きに有利なようになっているんですよ。
今は左から右に書くのは、
鉛筆とかで書くとき、右利きの人にとっても有利なんですよ。
左利きの人が横書きすると〜
出典
http://img.tabi-labo.com/wp-content/uploads/2015/06/150615_left-hand_02.jpg
こうなっちゃいますね〜
ま〜日本語は縦書き右から左で漢字の練習とかしますから、右利きがこうなっちゃうんですが、
横書き左から右(英語とか)は、書いている文章が見えるという点でも右利きが有利です。
さて、紙とかが高かった古代ではどうでしょう?
石に彫ったんですよね〜
となると金槌かなんかで釘でそれに打ち付けていた。
つまり、右で金槌をもって左で釘。
すると右から左に書くほうが書きやすいんですよね〜
まー、一つの説ですが面白いので^^
さて、話が逸れましたが、ヘブライ語。。。
百聞は一見にしかず。
どぞヘブライ語です。
מסא, הוא האיש ממש נחמד, חכם, מדהים, סתם חסר מילים להסביר לו
親近感ゼロ笑
さて、今回の記事の目的はこの赤の他人のヘブライ語を是非あなたの近所のおばさん、おばさんとまではいかなくても、たまに見る猫くらいまでに近づけることです。
そうそれはまるで超接近中の彗星!
だれも予想しなかった二人の仲!
ヘブライ語というロミオがあなたというジュリエットに出会う!
そんなロマンチックな記事にしていきたいと思います。
ヘブライ語がまだ心のどこかで
「あ、なんかきーたことあるよーなぁ。。。」
というような余韻を残しているのは多分、
聖書がヘブライ語で書かれていることで有名だからだと思います。
そして欧米諸国はキリスト教国家が多いので、
ヘブライ語由来の名前が多いです。
例えば
デービッド(意:愛されたもの)
ベンジャミン(意:右の手の子)
レイチェル(意:子羊)
などなどです。
では、クイズといきましょう!
第1問!
次の名前の共通点は?
マイケル
ダニエル
ガブリエル
サムエル
はい〜〜〜〜
結構簡単だと思いますが、
そうです、全部「エル」が最後に付くんですね〜
こんな感じに:
マイケル(意:誰が神のようであろうか)
ダニエル(意:神は我が裁き主)
ガブリエル(意:神は我が勇士)
サムエル(意:彼の名は神)
では、次の問題!
ででん!
次の名前の共通点は?
ジョセフ(Joseph)
ジェーコブ(Jacob)
アイザック(Isaac)
これは難しい!
ので、答えを。
これは、英語の歴史とも関係あって、
もともと英語では「j」と「i」の区別がなくて、どちらも「i」の発音でした。
14世紀くらいになって「j」が今の発音として書かれるようになったんですね。
形も似てますよね〜
だからもとを辿ると
ジョセフはヨセフ
ジェーコブはヤコブ
となるんですね。
イエスと日本語で言うのに、英語でジーザスというのもこのためです。
さて、ヨセフ、ヤコブ、アイザック(またはイサク、イツハク)、
これ全部「y」から始まるんですね〜
ヘブライ語で動詞の前に「y」の音がついちゃうと、
未来形になるんですね。
(正確には未完了形)
英語で動詞の後ろに「ed」つけたら過去形になるノリです〜
ニュアンス的に言うと
ジョセフ(意:加えられるだろう)
ジェーコブ(意:おしのけるだろう)
アイザック(意:笑うだろう)
という感じになります〜
少し頭をフル回転させすぎましたので、
聖書から離れてヘブライ語を見てみましょう。
あるアメリカ人が砂漠をひたすら歩いていました。
彼が乗っていた飛行機が墜落し、食料もわずか。
見渡す限り地平線。
ジリジリと照りつける太陽、そんな中彼は足跡を見つけました。
その足跡を辿ると。。。
「きゃんめる!!!
いっつ・あ・きゃめる!!!」
そう叫ぶこと間違いなしです。
言われてみれば似てますよね〜
そうヘブライ語から派生した言葉なんです。
始めの方でヘブライ語はアラビヤ語の親戚だと言いましたが、
うん、似てますね〜〜
うん?
う、ううん?
何か「ジャマル」と聞いて思い出しません?
そうでもない?
じゃ、ちょっとジャマルと十回言ってみましょう!
「ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル」
「はいここは!?」
「ひざ!」
違う!
そんなんがしたいんじゃない!
ではもう一度、
「ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル、ジャマル」
photo credit: 50000 <a href="http://www.flickr.com/photos/51035552407@N01/104037858">おじゃるとおかめ</a> via <a href="http://photopin.com">photopin</a> <a href="https://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/2.0/">(license)</a>
違うううううううううう!
なんでそうなんの!
では、もう一度。
あ、え、もういいって?
僕もそう思う。。。
では、本題に。。。
少し閲覧注意。。。。
もういいって。。。
皆さんの心の声を無視して、鮭が逆流を登るがごとく、
一般論に逆らってでも真剣に書き綴る決心をいたしました。
そう、ジャマルと聞いて思い浮かべるのが、条件反射的にジャミラですよ!
この回みたことないですが、うちでたまにシャツを頭にかけてジャミラ〜とやっているので印象深いやつです。
こいつかわいそうなやつで、元は火星に送られて遭難した宇宙飛行士で、誰も救助してくれないので、こんな姿に成り果て、地球に復讐しにやってくるんですね。
彼が火星でラクダを見かけたらこう言ったでしょう。
「chameau!」
なぜなら彼はフランス出身の設定だからです!
それはまたなんでかと言いますと、彼の名前はアルジェリアの独立運動家
ジャミラ・ブーパシャから取られたものだからです。
彼女はフランス警察から非人道的扱いを受け、結果、アルジェリアの独立を助けることとなるのですが、そのアルジェリアではアラビア語が公用語です。
ジャミラとはアラビヤ語の名前なんですね〜
それも「美しい」という意味。
美しいジャミラ。
はい、ネーミングセンス最高です!
このジャミラ、美しいという名前はラクダのジャマルから由来しています。
ラクダとは最高の財産、一番美しいものだったんですね〜〜
どうでしょう、ヘブライ語、身近になりましたか?
次、知り合いのマイケルに会う時
「誰が神のようであろうか!」
と思い出してみてください。
買い出しに出かける時、いつもの交差点でジャミラに遭遇したら思い出してください。
あなたは美しい!
彼も喜ぶと思います。