海外だから?
お久しぶりです〜
まさです〜
気づいたんですけど、このブログ立ち上げてから1年たっちゃいました。
ま、でも、月一ペースもきつい感じなので、ゆったりと書いておりますが、
相変わらずイスラエルでは年末年始の兆しなし。
順風満帆、二ヶ月後には目的地につくかと。
はい。
最近ネタが尽きてきたということでは決して、決してないのですが、大学院生活もまーまーな忙しさで、何を記事にしようかな〜と思っておりました。
で、まあ、そんなことを考えていると腹も空くわけで、何を作ったらいいかなと考えておりました。
肉は今切れているので、本格的な料理は無理。
外食しても、高いしそんな美味しくないので、却下。
オムライスは昨日気分で作ったのでなし。。。
でも、オムライスの材料あるから、
チャーハン
そう、お前に行き着いちゃうんだ、チャーハン。
いっつも、お前だな。
先生、この3年間ずっと見てたんだぞ。
ちょーーっと飽きてきたけど。
味的には10点評価で言うとこの6くらいだけど、
コスパがお前の王座を不動のものとしているよな。
と、チャーハンに語りかける独身23歳。
そんな、チャーハン。
まずは飯を炊かねば。
トゥルトルゥ〜♪
(ハミングです)
あ〜あたあた
こっちで売っているすし飯という名の、ま、ただのジャポニカ米。
寿司はイスラエルで大人気で、友達の話によると、テルアビブは日本国外の街として、寿司屋が一番多い街だそうです。
だから、日本米っぽいのも手に入る。
よし、よし、洗おうか米。
トゥルトルゥ〜♪
?
ん、なんか浮いとるな〜
米ぬかかね?
。。。
米ぬかにしては黒いの〜
それだけ取り出して見る。
お、おう。。。
私の頭の中から元気は良いが後先考えない解説少女が、大きな声で
ズームイン!
ちょ、ちょっと待て!
こ、こ、これは。。。
こ、こ、コメヌカ。。。
解説少女「なに言ってるの!これはどう見たって「む、」
僕「米ぬかって黒いんだ。」
解説少女「よく見て、動いてるでしょ!まだ生きているわ!」
僕「ははははーそりゃコメヌカだって動くでしょ!化学の授業で習わなかったかい?ほらー、あれだ、ブラウン運動だよ!ははははー」
解説少女「現実を見て!逃げてばかりいたら、何にも始まらない!チャーハンできないじゃないの!」
僕「虫ですねこれ。しかも生きとる。一匹とか二匹とかじゃない。」
顔少しひきつる。
確か、このブランド前買った時も虫はいとったな。
しかし、冷静に見ると、米1カップに四匹も入っとる。
しかも1匹は堂々と生きてやがる。
食品規定はどうなっとる?
虫を売るなら虫だけ売ってよ。。。
てか、ユダヤ人やし、食物規定とかは厳しい方やん!
うぇあ、いず、その厳しさ、ひや?
でも、チャーハン作らへんと。
これがジレンマっていうものか。
1)チャーハン食べないと死ぬ。
2)このコメには虫が生息している。
死ぬわけには行かない。
そして、いつもより2倍くらいの時間をかけてコメを洗いまくる。
虫いたらとる。
でも、食べんのね?
はい。
一応ちゃんと売られているもんだし、イスラエル落ちても先進国やし、食品規定は通っているはず。
つまり、この虫は食っても死なない虫だ。
多分!
いつからそんなルースになったのだ。
我がうちの大和魂が唸る。
そなたには武士の誇りというものがないのか。
まー、生まれつきレベルで僕はルースなんで今に始まったことじゃないんですけど、原因の一つはわかるような気がする。
それは、
寮
この過去合計3年間の寮生活によって麻痺させられてきた、人としての衛生基準。
僕がこれまで一緒に住んできたインド人と中国人の寮はすさまじかったです。
まだ、学部生で、親から初めて離れた我らが掃除を定期的にする難しさ。
でも、でも、それでも、すごい世界。
そして、ある日我々は勇気を振り絞ってあの化け物を退治しようと奮い立ったのだ。
筆舌しがたい。
そうですね。
えーと、うーん。
めちゃくちゃためらわれるんですけど、
一挙公開
その時の冷蔵庫。
まず、注告なんですけど、閲覧注意です。
特に何か食べてたら一発アウトレベルです。
えーと、食べ物の最終形態、この世の地獄、ハルマゲドン。
僕の冷蔵庫は核爆弾。
あ、こんな歌ありそうですね!
って、あるか!
ま、とにかく、汚さの極みです。
それでも、覚悟があられるなら、いざ我らは行かん、未知の世界へ。
僕は百も承知の世界ですが。
でも、写真をそのまま公開してしまうとショッキングすぎるのでクイズ形式で出して生きたいと思います。
(結局写真は出す。)
次の写真に写っているものは?
1)毒キノコ
2)いちごであることを忘れたいちご
3)ドラゴン
4)幽界に生息するアレ
えーと、これはですね。
毒キノコですね。
間違いなく。
はい。
じゃんじゃんいこう。
次の写真に最も近いものを選べ
1)アメーバ
2)行き場を失った発酵ミニオン
3)なんかの脳みそ
4)フムスになれなかったひよこ豆
まー、これなかなか言われないとなにかわかりませんよね。
これら異世界品が飛び出てくるわけなんですが、言い訳っていといってはなんなんですが、僕の冷蔵庫のセクションから出て来たものをほぼないです。
一応弁解
でも、もう遅い気がする。
お嫁にいけないな〜と思いつつ。
あ、我男なり。
気分がすぐれないみなさんは見る必要ないですよ〜
でも、見たい人は容赦無く。
次の写真二つは多分説明がなくともわかると思います。
彼らもこんな姿に落ちぶれるとは想像もしていなかったはずです。
若いっていうのは怖いもんです。
この冷蔵庫、かなりのホラー感が出ていました。
少し加工したものの、本質は失われないはず。
自分で書いていてなんなんですが、吐き気が少し。
「case 999 冷蔵庫密室殺人事件」
「まず、被害者がなぜ冷蔵庫に閉じ込められていたということだ。犯人はなぜわざわざ被害者を冷蔵庫で殺さなければならなかったのか。そんなにもこの冷蔵庫は因縁のある代物だったのか。ま、まさか、これはあの伝説の冷蔵庫。古代人に『神の敵』とまで呼ばしめた、呪いの冷蔵庫。。。」
これね、確か冷蔵庫内でこぼれたバーベキューソースを誰も拭かずじまいでこうなっちゃった。
実はまだもうちょっと写真もあるんですが、そろそろ限界が来ているので、最後の一個としましょう。
さすが、最後の一枚。
角にたたずむその姿、その落ち着き。
ラスボス感漂います。
勇者はそれを開くのであった。
ゆえに彼の名は勇者。
勇ましい者と書く。
世々語り告げられん。
アナビーム。
そうとだけいっておきましょう。
どうしても知りたい人は、僕にメッセージください。
どうですか、すさまじかったですよね。
今も胸の奥が気持ち悪いです。
つまり、こういう世界に僕は過去3年住んで来たわけです。
コメに少し虫が入ってたくらいではもう慌てません。
しかし、海外だから、というわけではありません。
海外なら、お米に虫が入っているかもしれません。
でも、イスラエル人は日本人とまでは行かないまでも、普通にみんな掃除します。
僕が今回この汚名をかぶることによって、
他のみんなの輝きが増すのではないでしょうか。
そうだ、これはクリスチャンのあるべき姿なのかもしれない。
自己犠牲。
言い訳はしません(したけど)。
みんながこれでイスラエルのことを愛してくれる(とは思いません)。
ただ、めちゃくちゃ汚くて。
ここまで来たらもうこの汚さ正義なのかも。
と思わされる感動を覚えたので、一心に書いたまで。
うん、以上
追伸
チャーハンは美味しかったです。