生イスラエル

なぜにイスラエル?いや、ほんとなんでイスラエル?自分でもわからんことだらけのイスラエル留学生活奮闘記。

聖書をヘブライ語で読んでみよ!<イントロ編>

お久しぶりです〜〜

マサです〜

みなさんお元気ですか?

マサは元気です^^

イスラエルから一時帰国していて、

2年ぶりくらいの休暇を楽しませてもらっています!

いや〜〜〜

いいっすね〜

休暇

 

で、今回、この休暇の中で「ヘブライ語」を使う機会がとてもいっぱいあったんですね。

「どんな機会や」

と思われるかもしれませんが、

イスラエルと日本が若者の間で繋がってたり、

日本の中で聖書を原語で読もうとしている人たちがいるんだ!

というような感動と力をもらっちゃったので、

書いちゃいます。

この前の「Jesus Trail」のシリーズ終わってないのに、

新しいシリーズ書いちゃいます。

 

では行ってみよ〜!

「聖書をヘブライ語で読んでみよ!」

 

あ、ちなみにこれ目次です。

押したら、そこに飛ぶはず〜

 

 

  • はじめに

 

ま、そのまま聖書をヘブライ語で読んでみよってことなんですが、

今回は

「もーマッタク、ヘブライ語知らん」

でも、

「やっぱり、聖書をヘブライ語で読んで見たいんや!」

というそこのあなた!

 

アルファベットを知っていた方が少しばかり得ですが

(またそのセッションも書こうと思います〜)、

文法も何も知らなくても、

ある程度、ヘブライ語で聖書を分析することができるようになる!

 

「え〜本当に〜」

と思われる方は、

前のブログ

 

raw.hatenablog.com

を読んで、ヘブライ語と仲良くなってください〜

そう、古代語だからもう無理!とかではないんですよね〜

結構入りやすい言語だと思います。

あと、やっぱ聖書研究って歴史を通してされてきてるので、

英語ですがそういうサイトがあるんですね!

今回は「Blue Letter Bible」という英語サイトを使って説明します

(英語知らないでも使えます^^)。

 

Blue Letter Bible

これがリンクですね

Bible Search and Study Tools - Blue Letter Bible

 

コンピュータで開くとこんな感じです〜

f:id:banneroflove24:20170825125957p:plain

で、ここって書いてあるとこを見てください。

 

 

f:id:banneroflove24:20170825133650p:plain

このQUICKNAVってところを押してください。

 

すると、こんなんが出てきます

 

f:id:banneroflove24:20170825134217p:plain

オレンジ色のんが旧約聖書で、緑色が新約聖書の書ですね〜

旧約聖書ヘブライ語新約聖書ギリシャ語で書かれているので、

今回ヘブライ語で勉強するにあたって、旧約聖書をメインで見ることになります。

ただ、このブログで書いてあることをマスターしたら、

ぼくみたいにギリシャ語全く知らなくても、

ある程度、新約聖書も調べることができます。

 

じゃ、今回は創世記1章1節を見て見ましょう〜

英語で創世記はGenesisですね。

略するとGenなので上の写真のようにGenをポチッとな。

 

少しパッと出てくるには慣れが必要ですが、

わからない人は以下のサイトを見て見てください。

聖書書名略記 - *聖書66巻の書名、英語略記一覧

 

f:id:banneroflove24:20170825135235p:plain

さて、ポチッとすると、数字がいっぱい出てきます。

これが章ですね。

創世記1章1節を見たいので、

1章をポチッとしてください。

 

f:id:banneroflove24:20170825135742p:plain

するとこんなんにきます。

僕たちが見たいのは創世記1章1節なので

Gen 1:1って書いてあるところに注目します。

f:id:banneroflove24:20170825135942p:plain

ここですね。

 

f:id:banneroflove24:20170825142213p:plain

ほんで、このTOOLSってとこ押しちゃってください〜

 

f:id:banneroflove24:20170825142714p:plain

するとこんなん出てきちゃいますね〜

こっからが本番!

 

本番

じゃ、なんか色々ありますよね〜

f:id:banneroflove24:20170825144604p:plain

さて、この赤いので囲まれてるやつが原文です。

恐るな

見たこともない文字がうごめいていると思うんですが、

これを今から紐解いてやろうと思います。

 

まず最初に見比べ〜

 

じゃ、お手元の日本語の聖書を開いてください〜

創世記1章1節

「初めに、神が天と地を創造した。」

 

英語では、上の方で

f:id:banneroflove24:20170825145040p:plain

Gen 1:1 In the beginning God created the heaven and the earth.

ってなってます。

 

f:id:banneroflove24:20170825145236p:plain

この英語が原語に従って分解されたのが、この赤いやつです。

じゃ、これ一個一個見比べて行きましょう。

 

もう一回日本語と英語で載せときますね。

 

「初めに、神が天と地を創造した。」

 

In the beginning God created the heaven and the earth.

 

例えば、最初のIn the beginning 

f:id:banneroflove24:20170825145753p:plain

これですね、これ。

は日本語でいうと、

「初めに」

ですね。

 

ぬああああ。

英語わからへんん!!!

ってなってる方。

安心してください、

21世紀ですから。

 

辞書モードがあるんです!

Macなら三本指でポチッとな。

iPhoneとか携帯系なら長押しで、検索。

他のコンピュータなら、右クリックでなんか出てくると思います(無責任)。

 

じゃ、上から三番目の

「created」

を検索しちゃいましょう〜

f:id:banneroflove24:20170825150355p:plain

すると「create」

創造するって出てきますよね〜

あ、じゃ、ここは

「創造した」

に当たる単語はcreatedなんだ〜ってわかりますね。

 

ん?

まてよ。

なんで、「created」って検索して「create」で出てくるんだ!?

 

ん〜〜

ナナフシ。。。。

(大丈夫です。たまに関係ないこと言います^^)

 

これはどんな言語でもあるんですが、基本の形ってのがあるんですね。

簡単に言えば辞書に載っている形です。

 

例えば日本で「食べる」という言葉を辞書で引きたい時、

「食べた」とは載ってませんよね。

「食べる」と載っています。

つまり、今している行動、現在形が基本となっているんです。

 

じゃ、英語ではどうでしょう。

さっきの「created」を探そうとした時、

「create」が辞書で出てきましたよね。

「created」は創造したので、昔起こったことですよね。

これは過去形です。

英語でも現在起こっていることが基本になるので、「create」が基本です。

 

でも、英語はもう少し複雑です。

誰がそれをしたのかによって変わっちゃうんですよね。

 

例えば

彼らはロボットを造る。

They create a robot. 

ここで、造るのcreateは基本だってことがわかりますね。

誰が造ったのかと聞かれたら、「彼ら」ですね。

 

では、これではどうでしょう。

彼女はロボットを造る。

She creates a robot. 

あ、最後にsがついちゃいましたね。

今造っているのに、「彼女」が造っている場合、基本でなくなっちゃうんですね。

 

つまり英語では

「彼らが今している状態」

が基本なんです。

(正確には不定詞の形。to~なんちゃらの形)

だから、created(昔したこと)を調べた時、

create(彼らが今している)が出てきたんですね。

 

この基本の形はヘブライ語にもあります。

ヘブライ語では

「彼がした状態」

難しく言えば、

 

3人称単数完了形

が基本です。

 

言って見たかっただけ。

 

で、この基本の形を丁寧に書いてくれているのが、

このBlue Letter Bible(以降BLB)なんですね〜。

 

さっきのを見ますと:

f:id:banneroflove24:20170825153913p:plain

 

で囲まれているRoot Form (Hebrew)ってのがありますよね。

これはつまり、で囲まれているやつはヘブライ語の基本形で、

(厳密にゆーと動詞の場合は基本形ではなく、語根なのですが、この語根ってのはある動詞のグループの基本形の場合が多いんです。次の動詞編で説明するので、今はそんな感じか〜程度で受け取ってください〜)。

で囲まれている英語の単語に当てはまるよ〜ってことです。

 

日本語でいうと、

このい部分はこんな風になります。

 

初め

創造する

 

なんとなく、意味は通じますよね^^

だから、これからの説明なくても、ある程度、ヘブライ語の単語のこのリストだけでも、

なんとなくわかるんですよ。

 

だけど、基本の形だけでは人間さびしいんです。

愛する人にこの思い伝えたいじゃないですか!

 

「あなた、こと、愛する。世界、終わり、いつまでも、あなた、こと、思う、続ける。」

デートが大なしになってしまいます。

 

それではなく、

「あなたのことを愛しているよ!世界が終わろうとも、いつまでも、あなたのことを思い続ける。」

 

あ〜〜〜〜

ハート、ゲットです^^

 

イスラエルの詩人が言いました。

「聖書をヘブライ語で読まないのは、まるで、愛している人をハンカチを通して口づけするようなものだ。」

 

これを通して、もう聖書をヘブライ語で完璧に読めるとかにはなりません。

だから、どうしてもわからないこととか出てきちゃうと思います。

そーゆーときは、もう、飛ばしちゃってください^^

言語の鉄則は「適当であること」(多分)。

 

でも、基本の形がどのようにして変わっているのかということが、わかるようになっていきます。

だから、ちょっと楽しくなってきちゃうんですよね笑

勉強で楽しくなるって大事です^^

 

さて、今回はイントロ編なので、こんなところにしておきたいのですが、

終わる前にもう1ステップ進みたいと思います。

f:id:banneroflove24:20170828123003p:plain

この「created」の右にH1254って書いてあるとこを、

ポチッとなとしてください。

 

f:id:banneroflove24:20170828123856p:plain

 

するとこんなところに出ますね。

これは「created」つまり「創造した」というヘブライ語の単語を詳しく説明したものです。

上に

ברא

って書いてありますよね。

これがその言葉です。

さて、これどうやって読むんだ?となってきます。

 

f:id:banneroflove24:20170828123830p:plain

そんなときは、このなんか音が出そうなマークを押しちゃいます。

すると

「fじゃ;しエアsんふぇ;s 〜バラー!   バラー!

 って聞こえますね。

なんちゃらなんちゃら、バラー、バラー!って聞こえます。

この最後のがその発音ってことですね。

つまり、ヘブライ語で「創造した」は「バラー」って発音します。

 

そのほかにも、気になる機能満載なんですが、

今回はこちらに注目してみましょう。

f:id:banneroflove24:20170828124757p:plain

はい、この「Part of Speech」ってところです。

その下に「verb」って書いてありますよね。

 

ぬあんやこれ!

という前に、

21世紀ですから、

f:id:banneroflove24:20170828125100p:plain

動詞って書いてありますね!

そう、「verb」は動詞です。

つまり、何かしているってことですね。

このヘブライ語の「バラー」は創造をする、動きを表す言葉なので、動詞です。

 

少し勉強チックになってきましたが、

この「Part of Speech」っていうのは「品詞」っていうものです。

難しく考えないで、

つまりその言葉は、

「どうゆー感じのものか?」

ということを種類わけするものです。

 

例えば

「青い天を創造する。」

をみたら、天というものがあって、

それはどういう天だったかというと、青かった。

そして、それをどうしたのかというと創造したってことですね。

 

「創造する」

はなにかしている、動いている状態なので、

動詞。英語では「verb」。

 

「天」

はものなので、

名詞。英語では「noun」

 

「青い」

はものを説明するので、

形容詞。英語では「adjective」

 

ま、他にもありますが、だいたいこんな感じです。

 

で、この言葉の種類が違うと、「活用」ってのが変わってきます。

「活用」っていうのは「基本」ではないっていうことですね。

「create」を活用したら、「created」になっちゃう。

日本語ではないけど、英語は二つ以上のものがあったら、最後にsがつくなど、

この「活用」が変わってきちゃうんですね。

 

なので、次回は「動詞」だけをして、どんな風に活用されるのかっていうのをみていきます〜〜

 

じゃ、今日はこんな感じで^^